この相談者について紹介者から相談を受けた時、直ぐに頭に流れ込んできたのは「怒り」の感情でした。
相談者がお子さんを亡くされていること、自身が病で入院生活をしていることを紹介者がメッセージで教えてくれました。そして紹介者の「(相談者の)パワーはどうですか?助けてあげたいです」というメッセージを見て会う日を決めて伝えました。
当日、病院へ着きエレベーターで病室の階へ行くと、エレベーター前で相談者が待っていてくれました。病室へ案内され、相談者の話を聞き始めると直ぐに私の中で異変が起きました。私に何者かが合図をしてくるのです。
私に合図をしていた者とは?
「また新しい神様でも来たのかな」
ここのところ神様からの依頼が多かったので、そう思ったのですが、どうやら違うようです。相談者の話に耳を傾けながら探ってみると、亡くなったお子さんでした。
「ぼくを降ろして!」
この日は相談者に阿弥陀如来を降ろそうと思っていましたが、お子さんが降りて来たがってるようです。
子「早く!早く!」
私「分かったからもう少し待ってて!」
その後、私の能力の話になり
「見たり聞いたり出来ない人は体験するのが早い」
と、力を体感してもらいます。お子さんを降ろしたりとか、いくつか体感してもらい、お子さんが何を望んでいるのかを話します。
私「お子さんはまたお母さんと会いたいと思っています。でも今のままでは会うことは出来ません。あなたは今までの怒りの感情を収め、マイナスを消していかなければなりません。」
相談者には解決していない怒りが眠っており、その下には苦しみが隠れていたのでした。マイナスを除去してあげることぐらいはいくらでも出来るけど、自分で清算していかないとまたマイナスに塗れることになるのです。なので、直ぐに出来る簡単な技を教えていきます。
技の中には私たちが先生から教えてもらったものもありますが、私が教える事で技の質が変わっています。ヒーリングもそうですが、同じことをやっていても扱うエネルギーが違うので質が違っているのです。(どっちが良いとか悪いとかではありません。どっちも良いです。)
それから海と風のヒーリングをやり、天と地のエネルギーを通したところで時間切れ。最後、個室にエネルギーを入れて今回は終了です。やれなかったことは帰りの車の中、遠隔でやりました。教えられなかったこともあるので、きっと近々またお会いすることになるのでしょう。
家に帰ってから、病院へ行く前日に部屋の前で見つけたヤモリの子(写真)が、相談者のお子さんの存在を暗示していたこと、後日、紹介者とメッセージのやり取りをしていて、お子さんを降ろした時に紹介者が席を外していたのは、お子さんが仕向けたものだと気がつきました。(笑)お母さんと二人で居たかったのですね。
大丈夫、また再会できますよ。